ワシントンDCのつれづれなる日々

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ジュディ・ガーランドとルビーの靴

ワシントンDCと言えば、スミソニアン博物館群。
先日、そのひとつである国立アメリカ歴史博物館に出かけてきました。

アメリカの歩んできた道をいろんな角度から紹介するこの博物館、なかでも人気なのはファーストレディーのコーナーやT型フォードの展示。
が、私のお目当てはちょっと別物。

何かと言うと、映画「オズの魔法使い」で、ドロシー役のジュディ・ガーランドが履いたというルビーの靴。
コレですよ、コレ!

何しろミュージカルに多少でも興味があるのなら、知らない人はいないのではないかと思われるほどのビッグネーム、ジュディ・ガーランド。
1939年公開のミュージカル映画「オズの魔法使い」に主演し、ドロシーと言えばジュディ・ガーランドの愛くるしい姿を思い浮かべる人、多いと思います。

とはいうもの、実は私、「オズの魔法使い」未見です(^_^;)
何せ映画がかなり昔の作品なので、テレビ放映にも遭遇した記憶もないし。

それでもドロシーと言えば、ジュディ・ガーランドの姿が思い浮かぶのはなぜ?
水色のワンピースに、赤いルビーの靴、両肩に垂らした三つ編みを、ワンピースと同色の水色のリボンで結んでいるドロシー以外を思い浮かべるのは、実際、とても難しいです。

さて、実際にジュディ・ガーランドが撮影時に使用したというルビーの靴を見てみた最初の感想は・・・

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意外に汚い(笑)
まぁ、かなりの年月も経っているし、仕方がないですけど。

赤いエナメルの靴かと思っていたら、一面に赤いスパンコールを縫い付けてあるんですね。
映画用に何足か作られたらしいですが、この靴はダンスシーンに使用された靴だそう。
それにしても当時17歳・・・!
靴の後ろにドロシー姿のジュディ・ガーランドの写真が飾られてありましたが、今見てもホント可愛いです。

それにしても「ルビーの靴」は英語表記だと「ルビー・スリッパ(The Ruby Slippers)」。
スリッパ・・・。うー、なんか違うぞっ(ー ー;)

さて、ジュディ・ガーランドの経歴ですが、家に帰ってからちょっと調べてみました。

「オズの魔法使い」で子役としてアカデミー特別賞を受賞、一躍スターの地位に登りつめたジュディ。
しかしスターとなったジュディは過酷なほどのハードスケジュールをこなさなければならなくなりました。

スタジオはジュディを少しでも寝かせるために睡眠薬を与え、影開始前には調子を取り戻させる為に中枢神経刺激剤のアンフェタミンを与えていたそうです。
そのため10代の頃から既に薬物中毒で、21歳になると薬漬けの生活と、スターとしてのプレッシャーから精神科医の診察を受けるようになります。

精神状態を病み、さまざまなトラブルを起こしながらも映画、舞台に出演。
私生活では5度の結婚を経験し、2度目の夫で映画監督のヴィンセント・ミネリとの間に、あの有名なブロードウェーミュージカルスターのライザ・ミネリ(こちらも、母親に負けず劣らずビッグネーム)が生まれています。
そして47歳のとき、睡眠薬を誤って多量に飲んでしまったのが原因でこの世を去ったそうです。

ドロシーの魔法の靴、原作ではシルバーだったそうですが、ジュディが演じて以降、ドロシーの靴と言えば「赤いルビー色」
それくらい、ジュディが作り上げたドロシー像は確固たるものになってしまった気がします。
良くも悪くも、「オズの魔法使い」が、そしてそのドロシーのイメージが、それ以降の彼女の人生を左右したように思えてなりませんでした。

そういえば、以前森山未來クンについて書いたブログ(→こちらで触れたミュージカル「スター誕生(※)」ですが、ストーリーに「オズの魔法使い」が絡んでくる関係で、赤いルビーの靴を「スター」の象徴として暗喩的に使っていました。

今から考えると、赤いルビーの靴を履いてスターに登りつめたジュディ・ガーランドを意識してのことだったのでしょうか?
ジュディは映画『スタア誕生』に出演したこともあるし、ミュージカルタイトルのつけ方といい、何だか並々ならぬ関連性を感じますね。

(※)物語は、15年にわたって『オズの魔法使い』のドロシー役を演じ、少々嫌気がさしてきた元天才子役すぐりが、ある田舎町で音楽教師ふみ奈と出会い、市民ミュージカル作りに参加することからはじまる。ふみ奈に反発する妹ミオを交えた、ミュージカル上演騒動の末に3人がそれぞれの道を見つけていく、というもの。



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