ワシントンDCのつれづれなる日々

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アメリカでチップを払う

チップの習慣ってなかなか慣れません。

「イギリスに住んでたんだからチップなんてもうお手の物でしょ~」
と言われることもありますが、とんでもない。

イギリスの片田舎の大学に通ってるビンボー学生はチップを支払うような場所になんて行きません。
自慢じゃないが、イギリス留学中にチップを払った記憶なんてこれっぽっちもないぞ。

なので、いまだにチップって、

この金額で妥当かどうか不安になります。

例えばレストラン。

チップは飲食金額の15~20%とモノの本には書いてあるわけですが。
そしてそのとおりに毎回毎回、ちまちま ちまちま 旦那と2人で 17~18% のチップ金額になるように計算して払っているわけですが。
(あくまで20%にしないところがケチだな~と思う自分(^_^;))

実際のところ、アメリカ人っていくらのチップを払ってるんでしょう?
ガイドブックに書いてある15~20%って数字って、どこからはじき出したものなんでしょう?
まだアメリカ来て数ヶ月ですが、私が知ってるアメリカ人(数少ないけど)は絶対、見る限り聞く限り20%以上の金額を払ってるんですよ。

100人くらいのアメリカ人を集めて、
「はい、この飲食金額に対してあなたはいくらチップを払いますか?」
とアンケートを取ってみたいとひそかに思う私。
ホントに誰かやってくれませんかね~?

チップといえば先日こんな体験をしました。

ワシントンDCのナショナルギャラリーに出かけたときのことです。
クロークに預けてある荷物を受け取ったときに、旦那がクローク係りのおじちゃんにチップの $1 紙幣を差し出しました。
そしたらね・・・

“Oh, thank you, sir, but we can’t accept.”
(有り難いのですが、お受けすることができないんです。)


と、断られたんです。

チップを 要求される とか、 金額が足りないと言われる とかはあっても、 断られる なんて初めての体験で、「えっ、えっと・・・」と立ちすくむ旦那と私。

また、そのクローク係りのおじちゃんがホントいい人で。
いい人の雰囲気というか、その穏やかさというかがとにかく全身からにじみ出ているおじちゃんだったんです。
そのおじちゃんが丁寧な口調でさらに言うんですよぉ~。

“But, thank you for your thought, sir.”
(でも、お心遣いありがとうございます)

で、なんだかそのすんごい人のいいおじちゃんにそこまで言わせちゃってることにちょっと罪悪感を感じちゃったりするんですね。

と同時に、

なんでチップ払おうとして
罪悪感感じることになるだろー。


という素朴な疑問も浮かんできたりして。

旦那 : 「ああいう場面ってチップ払っていいんだよなっ??」
私 : 「いいはずだよぉ。だって今までだって払ってきたじゃん・・・」
旦那 : 「なんか・・・断られると、悪いことしたのかなぁって気になるよなぁ・・・」
私 : 「そだね・・・。入場料無料のわりに募金箱も置いてなかったけど(大抵、入場無料の美術館・博物館は募金箱が置いてある)、なんか一般客からは金を取らないとか、そういうポリシーでもあるのかなぁ・・・」
旦那 : 「でもさぁ、それと個人がもらうチップってのは何か別の気がしないか?」
私 : 「・・・う、うーん・・・」

クロークに行くまではモネのあの絵がどーだだの、モディリアーニのあの絵がこーだだの話していたはずが、帰るときにはもう「チップ断られ事件」に頭がいっぱい。

結果的にその日見たどんな名画よりも心に残る出来事となったのでありました。

チップって・・・、難しいね。
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